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リンゴ農家の助っ人、大募集 松本市のアグリサポート事業

アグリサポート事業をPRするチラシ

 本格的な農作業シーズンを迎え、松本市は今春も、リンゴ農家の作業を手伝う「アグリサポート」を募集している。今井地区と梓川地区の約30軒で5月の計6日間、摘果や葉摘みを手伝ってもらう。50人ほど必要だが7日現在で応募は23人で、締め切りの11日に向けて市は「どしどし応募を」と呼び掛けている。

 期間は前半が5月13~15日、後半が20~22日で、申し込みは1日単位から。自分の車で移動できる人が対象で細かい物を見分ける視力があり、屋外での立ち仕事ができる人を求めている。作業は午前8時半~午後4時半で、謝礼は時給998円と交通費200円。1日当たり6690円が農家から支援者に毎日渡される。
 アグリサポートは、市とJA松本ハイランド、JAあづみでつくるアグリサポート事業推進協議会(会長・丸山行康市農政課長)の事業で、事務局は市農政課に置かれている。通年募集の「デイリーサポート」と違って、春と秋の期間限定でリンゴ農家を支援する。同課は「農家との交流の場でもある。助け合いの精神で臨んでほしい」と話している。
 申し込みは市ホームページか市農政課インスタグラムから。問い合わせは同課(電話0263・34・3221)へ。