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クラフトビール、気軽に一杯 松本駅前にタップルーム

出来たてのクラフトビールを提供する松本駅近くのタップルーム

 クラフトビールを醸造している松本ブルワリー(本社・松本市中央3)は25日、松本市の松本駅お城口のロータリー沿いに、市内で3軒目となるタップルーム(直営店)をオープンした。駅やバスを利用する観光客らが「ふらっと気軽に立ち寄れる」スタンディング(立ち飲み)形式の小さな店舗で、オープン初日から観光客らでにぎわっている。

 そば店や洋食店などが入る長屋風の施設の一角で、店舗面積は約10平方メートル。松本ブルワリーが醸造するクラフトビール6種類を常時提供する。林幸一社長は「観光客と地元の方が会話を交わしてふれ合い、松本の楽しい思い出を増やしていける場にできたら」と願う。
 大阪市から出張で訪れていた会社員の男性(50)は「帰りの電車の中で飲みたい」と購入していた。
 営業時間は午前11時半~午後2時と午後3時~午後8時、定休日はない。1杯700円から。完全キャッシュレスで現金は使用できない。