松本・萩町の丁字路 表示明瞭に 交差点事故の抑止に期待

松本市北深志3(萩町)の善光寺街道(市道)の小さな丁字路交差点で、このほど路面表示の改良が行われた。市民タイムスの「まつもと道路交通考」に寄せられた交差点の危険性を指摘する読者投稿に、市が対応した。
問題の丁字路交差点は萩町交差点から約120メートル南側にあり、西側の住宅地の狭い脇道から善光寺街道に出る車が多い。しかし交差点の角地に建物がある上、街道側に交差点の存在を示す路面表示がなく、大学生や高校生など自転車利用者が無警戒で通過するため、出合い頭の事故が起きかねない状況だった。
指摘を受けて市は、街道側の消えかけていた車線外側線を、これまでの直線から交差点形状に合わせた形に描き直し、脇道側の停止線も引き直した。
これにより交差点の存在がはっきりわかるようになった。投稿者の女性は「危険な道路の情報が共有されて、改善されていくことを期待します」と話している。