政治・経済

生坂村議選告示、11人出馬

 任期満了に伴う生坂村議会議員選挙(定数8)が22日に告示された。現職6人、元職2人、新人3人の計11人が立候補し、5日間の選挙戦がスタートした。移住定住や子育て、防災・減災、脱炭素先行地域づくり事業の進め方などを巡り舌戦が繰り広げられる。

 各陣営は村民会館で立候補の届け出を済ませた後、地元の選挙事務所で出陣式や出発式を開き、各候補が第一声を上げた。初日は村内全域に選挙カーを走らせ、ポスター掲示や街頭演説を行っていた。ある新人候補は第一声で「目の前の課題から未来のことまで丁寧に向き合いたい」と訴えた。ある現職候補は「議会の信用と関心を取り戻し、頼りにされる議会をつくる」と訴えた。機動性のあるオートバイで遊説したり、こだわりの衣装で遊説したりする候補もいた。
 地区推薦を受ける候補者もおり、二十数年ぶりに独自候補が立ったという地区の支持者(84)は「地区を挙げての応援を長年待ち望んでいた」と意気込んだ。子育て中の女性(45)は「より生活に密着した政策に注目して選びたい」と話した。
 投票は27日で即日開票される。期日前投票は23~26日午前8時半~午後8時に村民会館で行う。21日現在の選挙人名簿登録者数は1394人(男性700人、女性694人)