高校生活へ期待を胸に 多くの県立高で入学式

中信地域の多くの県立高校で5日、入学式が行われた。松本県ケ丘高校(松本市)では中学校の制服などを着た新入生327人が、高校生活への期待を胸に新たな環境での学びをスタートさせた。
吹奏楽部の演奏と保護者らの温かい拍手で出迎えられ入場した新入生は、一人ずつ名前を呼ばれて入学許可を受けた。新入生を代表して、探究科の望月千歳さんが▽質実剛健であれ▽大道を闊歩せよ▽弱音を吐くな―の同校三大精神に触れ「未来へ羽ばたく縣陵生として日々探究心を持って、学習や部活動、生徒会活動に全力で取り組むことを誓う」と宣誓した。
腰原智達校長は式辞で「さまざまな学びを通じ、探究し続ける縣陵人として大きく成長してくれることを祈念する」と激励した。応援団員が壇上で指揮を執り、生徒会役員が加わって会場全員で校歌を歌って締めくくった。