地域の話題

東京都市大塩尻高eスポーツ部がゲームフェスを初企画  コア塩尻で15日 振興公社と共催

15日のゲーム大会をPRする都市大のeスポーツ部の部員と振興公社の職員

 東京都市大学塩尻高校のeスポーツ部は15日、塩尻市大門一番町のコア塩尻で、18歳以下のコンピューターゲーム大会を企画している。市振興公社との共催で、「よっしゃやろうぜ!!みんなでゲームフェス2025」と題して、若者がゲームの腕前を競いつつ交流する機会を創出する。

 部活動で週3回、コア塩尻を利用する高校生が主体となり企画運営するのは初めて。公社の働きかけもあり、高校生が賛同した。先月25日の打ち合わせ会議では、運営に協力するイベント企画などのリロード(松本市)の社員も含む計10人のスタッフが、優勝トロフィーのデザインを決めたり、当日スケジュールを確認したりした。
 大会は事前申込制の定員24人で、午前に予選会を開き、午後に上位8人によるトーナメント戦を行う。ゲームは、認知度があり操作が比較的簡単で年齢問わず楽しめる観点から「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(スペシャル)」を選んだ。当日は誰もが利用できる「フリー対戦スペース」も設ける。
 eスポーツ部は1、2年生11人が所属する。2年生の橋本悠宏部長(17)=松本市=は「いろんな人が楽しめるような大会にしたい。運営も初めてなので新たな経験として自分たちも楽しみたい」と話す。部員の結束を強める機会にもする考えだ。
 事業は県地域発元気づくり支援金を活用して事業費70万円で行う。参加条件は小学4年生~高校3年生で、コントローラーを持参する。