確定申告の受け付け開始 スマホの活用呼び掛け

令和6年分の所得税などの確定申告が17日、全国一斉に始まり、中信地区の申告会場には初日から大勢が訪れている。予約が埋まり混雑する時間帯も多く、各税務署は、スマートフォン(スマホ)やパソコンを使った自宅からの申告を推奨している。
松本税務署の申告会場は、スマホで国税電子申告・納税システム(e―Tax)を使って申告できるブースを昨年より増やした。マイナンバーカードと連携させることで、控除証明書などの情報が自動入力される利点がある。訪れた人たちはスタッフのサポートを受けながら、自分のスマホを使って手続きを進めていた。松本守幸署長は「e―Taxは今年から全てのレイアウトがスマホ対応になり、利便性が向上している。ぜひ活用を」と呼び掛ける。
申告受付期間は、所得税などが3月17日まで。申告会場への入場は時間指定の整理券が必要となる。整理券は事前に国税庁LINE公式アカウントで取得できる。