九州の名産品ずらり 19日まで井上本店で最後の物産展

松本市深志2の井上本店で13日、「第40回九州の物産展」が始まった。会場には総菜や弁当、菓子、工芸品など九州各地の名物や名産品がずらり。3月末に営業を終了する同店では最後の物産展となり、初日から多くの買い物客でにぎわった。19日まで。
福岡のめんたいこや八女茶、大分の鶏のから揚げ、長崎のカステラ、熊本のからしれんこんなどを扱う39社が参加している。会場で焼き上げる福岡・太宰府名物の菓子「梅ケ枝餅」は、買い求める人の列ができる人気ぶりだった。松本市野溝東1の会社員・窪田英明さん(72)は「県外のものがいろいろ購入できる物産展にはよく足を運んだ。今回も想定以上に買ったけれど、最後となり寂しい」と話していた。
有名店の商品など日替わりの「お取り寄せ」品もあるほか、各日先着30人に博多あまおういちごを使用した豆乳飲料をプレゼントする。物産展を担当する販促企画部の草深智明部長は「最後なので、ぜひお出かけいただければ」と呼び掛けている。
開場は午前10時から午後6時半(最終日は5時)まで。