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野球の楽しさ プロ選手が伝授 元巨人投手・宮本さんが四賀で教室

宮本さんからボールの正しい握り方を学ぶ参加者

 プロ野球・読売ジャイアンツの元投手で同球団女子チーム監督の宮本和知さん(60)を招いた親子野球教室が18日、松本市会田の市四賀体育館で開かれた。県内の小学生25人とその保護者が参加し、ユーモアを交えた指導を受けて野球の楽しさに触れた。

 宮本さんがそれぞれ最初に走塁や投球、捕球、打撃の手本を示した後、それに倣って参加者たちはキャッチボールやティーバッティングに取り組んだ。投球のポイントは、けが防止のために「腕を無理に回さず、腰の回転で投げるように」と指導し「放す瞬間は指先でボールを切るイメージで」と助言した。
 父親と参加した寿小学校2年生の児童は「(投球時の)正しいボールの回転のさせ方を教えてもらえて良かった」と感想を話した。
 アルピコグループのデリシア(松本市今井)とキリンビバレッジ(東京都)が主催した。子供たちの健やかな成長と野球の振興を願い、共同で初めて企画した。