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雪の里山を子供たち満喫 塩尻で「自然探検隊」

山の斜面でそりを楽しむ子供たち

 塩尻市のNPO法人・わおんは18日、同市洗馬上小曽部で、小中学生を対象にした野外体験会「自然探検隊」を開いた。児童や生徒約20人が参加し、雪の積もった里山で遊びながら自然に触れた。
 春から開講してきた本年度の体験会の最終回で、上小曽部にあるげんすけの森柏茂交流会館とその裏山を会場に開かれた。子供たちは裏山の斜面でそりをしたり、雪原に残る足跡が何の動物のものか図鑑を頼りに調べたりした。会館ではたき火をしながらマシュマロやウインナーを焼いて味わった。楢川小中学校6年の児童は「フライパンで焼くよりも美味だと思った」と話していた。
 わおんは来年度も自然体験隊を企画している。全8回でキャンプやクリスマス会などを予定する。対象は小学3年生から中学3年生まで。新規で参加する人の定員は20人。3月2日まで参加者を募る。応募多数の場合は抽選。詳細は同NPO法人のウェブページから。問い合わせは、わおん(電話0263・87・3005)へ。