都市大塩尻と松本国際が4強進出 高校サッカー県大会
第103回全国高校サッカー選手権大会県大会(県サッカー協会主催)は26日、アルウィン芝生グラウンド(松本市)と長野Uスタジアム(長野市)で準々決勝を行い、中信勢は東京都市大学塩尻と松本国際が4強入りを果たした。松商学園と松本県ケ丘は涙をのんだ。準決勝は11月3日にサンプロアルウィン(松本市)で行う。対戦カードは都市大塩尻―上田西、松本国際―市立長野となる。
都市大塩尻は東海大学付属諏訪に2―1で競り勝った。前半38分にFKから土屋裕希(3年)が頭で決めて先制。後半25分には左クロスを西澤彩仁(同)が合わせて追加点を挙げた。終盤に失点し、その後も攻め込まれたがしのぎ切った。
松本国際は松本県ケ丘との中信勢対決を1―0で制した。互いに一歩も譲らない堅い守りで前半を0―0で折り返した。攻勢を強めた松本国際は後半29分、吉村大樹(2年)がゴールを決めて均衡を破るとそのまま逃げ切った。
県ケ丘はGK北澤聖也(3年)を中心に再三のピンチを切り抜けたが、1点に泣いた。松商学園は市立長野に後半に一挙4点を奪われ、0―5で敗れた。