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ハロウィーン華やぐ お化けや魔女 塩尻・大門商店街に出現 菓子もらう企画も

思い思いの仮装をした参加者が行き交う大門商店街

 塩尻市の秋の一大イベント「ハッピーハロウィーンinしおじり」(実行委員会主催)が26日、歩行者天国となった大門商店街で開かれた。県内外から仮装好きの人や家族連れ、友人同士のグループら大勢が訪れ、一帯が非日常のお祭り空間となった。

 お化けや魔女、映画やゲーム、漫画のキャラクターに扮した来場者が商店街の大通りを行き交った。メインイベント「トリック・オア・トリート」では参加者約2000人が各商店を回り、「お菓子をくれないといたずらするぞ」という意味の合言葉を言って、商店主らからたくさんの菓子をもらった。音楽の演奏やキーホルダー作りなどのワークショップもあり、各所で人だかりができていた。
 松本大学1年生の工藤杏樹さん(19)=塩尻市広丘高出=は大学のクラスメートと「天使と悪魔」の衣装で参加した。「昨年までは控えめな仮装だったが、今年は服の趣味が合う友人と派手な仮装に挑戦してみた」と話した。幼稚園年長の花村依吹ちゃん(6)=同市広丘野村=は、アニメ映画のキャラクター「バズ・ライトイヤー」の衣装を着て「楽しい」と笑顔を見せていた。
 ハッピーハロウィーンinしおじりは市民有志でつくる実行委が企画し、今年で28回目となった。