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そば打ち3段位19人認定 松本で認定会

そば打ちに取り組む参加者

 第18回信州・松本そば祭りの関連イベント「全麺協そば道3段位認定会」が12日、松本市和田の松本臨空工業団地体育館で開かれた。県内外の27人が日頃の精進の成果を発揮して懸命にそばを打ち、19人が認定を受けた。

 参加者は1・5キロの粉(そば粉1・2キロ、つなぎ粉0・3キロ)で「二八そば」を打ち、40分以内での終了を目指した。▽粉に均等に水を行き渡らせる▽同じ厚みでのす―などの要点を審査でチェックした。
 参加した下高井農林高校(下高井郡木島平村)の3年生・中條斗稀さんは「練習で取り組んできたことは本番で出せた」と話した。認定会の実行委員長で信州そば道場代表の百瀬洋一さん(62)=松本市島立=は「(出場者の)努力が感じられる。きれいなそばができていた」と健闘をたたえていた。