木に親しみ豊かな心を育む 塩尻で木育フェスティバル

木に親しみ豊かな心を育む催し「第11回木育フェスティバルin信州しおじり」(実行委員会主催)が12日、塩尻市広丘野村の市北部交流センター・えんてらすで始まった。木工体験や木のおもちゃで遊べるコーナーなど約20の多彩な企画がある。13日まで。
積み木やままごとの道具、異なる木材を使った木琴など木のおもちゃが広げられたコーナーでは、小さな子供が思い切り遊んでいた。家族4人で訪れた同市広丘堅石の会社員は「木は温かみがあり、おもちゃのデザインもたくさんある」と話していた。
かんなくずのプールや木にまつわるお話し会があるほか、有料でオリジナルのアロマキャンドル作りもできる。東京おもちゃ美術館が出展して、紙皿や紙コップなど家庭にある身近な材料を使ったおもちゃ作りも指導している。
塩尻商工会議所や市、市森林公社、木育に関連する団体で構成する実行委が開催している。例年は市民交流センター・えんぱーくで開催しているが、今年は大規模改修工事に伴って会場を変えた。午前10時~午後4時。