政治・経済

麻績村で5年ぶりに敬老会

久しぶりに顔を合わせての敬老会を楽しむお年寄りたち

 麻績村体育館で17日、村主催の敬老会が5年ぶりに開かれた。75歳以上を招待し、約90人が参加。お年寄りたちは久々に顔を合わせる同年代との会食や、プロの歌手の歌謡ショーをゆったりと楽しんだ。

 塚原勝幸村長は「みなさんお元気そうで喜ばしい。今後もますますお元気でお過ごしいただきたい」と祝辞を述べた。叶里の桐山みとしさん(94)は「(年齢を重ね)すっかり耳は遠くなったけれど、久しぶりにみんな集まって顔を合わせられた。やはり楽しいね」と笑顔で話していた。
 敬老会は新型コロナウイルス禍で令和元年度を最後に中止が続いてきた。感染症法上の位置付けが5類となった昨年度に再開を計画したが、秋に再び感染者が急増し中止した。今回は、感染防止のため酒類の提供は行わない形式で再開した。
 村住民課によると、村内には75歳以上が616人おり、うち88歳の米寿が29人、99歳の白寿が10人、100歳以上が11人いる。