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松本国際中の生徒が茶道の礼儀作法実践 お点前も見学

お茶を受け取る生徒

 松本市の松本国際中学校学究系の生徒21人が4日、学校近くの村井第一公民館で茶道の体験をした。茶道の講座は今年4回目で、これまで学んだ立ち方や座り方などの礼儀作法を実践し、初めてお点前を見学した。

 茶道の流派の一つである雲伝心道流の松本支部員7人が講師を務め、女子生徒は浴衣で参加した。講師2人によるお点前の一つ一つの動作を、正座をしながら真剣な表情で追っていた。和菓子とお茶が振る舞われ、隣同士で作法を確認し合いながら、お茶を楽しんだ。3年の千野璃衣紗さん(14)は「お点前は手順が多いのに、講師2人の動作がシンクロしていて格好良かった」と笑みを見せていた。
 総合的な学習の一環として、思いやりの心や協力心、探究心を育んでもらおうと企画した。