元気に2学期スタート 安曇野市内の小中学校

安曇野市内の小中学校8校で21日、2学期の始業式が開かれた。約1カ月間の夏休みを終えた子供たちが元気いっぱいに登校し、4カ月間の新学期がスタートした。市内では26日までに全17校で2学期が始まる。
豊科南小学校(奥原竜司校長、699人)は、全校児童が体育館に集まって始業式を行った。奥原校長はパリ五輪で金メダルを獲得した日本代表の体操男子を例に挙げて諦めずに努力する大切さを児童たちに伝え、「ヒマワリのように暑さに負けず、楽しい2学期にしてほしい」と呼び掛けた。全校児童で校歌を斉唱して式を締めくくった。
式の後は、各教室で夏休みの思い出や2学期の目標を発表したり、宿題を提出したりする児童の姿が見られた。サッカーの豊科南SCでゴールキーパーなどをしている6年の高原成央君(11)は「大会でMVPになれたのが良かった」と32日間の夏休みを振り返った。6年の西村智志君(12)は「数学の図形の面積や角度が少し苦手なので、そこを頑張りたい」と2学期に意欲を見せていた。
市内では、22日に7校、23日と26日に各1校で始業式が行われる。