松本ぼんぼん 128連・7000人参加へ
松本市中心街で8月3日に開催される「第50回夏まつり松本ぼんぼん」の実行委員会は24日に参加連の募集を締め切った。連数は前年比14連(12・2%)増の128連、踊り手は21・8%増の6944人となった。前年比で企業連、学校関係連が増加した。50回の節目を記念した特別企画の飛び入り参加については、約6割の連が受け入れる意向を示している。
企業連は新型コロナウイルス禍で参加を見合わせていたものの、今年から連を復活させるところが複数あり、参加連の増加につながった。各連の規模も全般的に昨年よりも大型化しているという。
50回記念の特別企画のうち、飛び入り参加は、コンテストの審査が終了した最後の踊りで受け入れる。お城を背景に踊るコースは外堀大通りの一部を活用する。小学生までの連、一般の連を分け、それぞれコンテストの入賞連を決める計画だ。
実行委は7月上旬にコースを決定し、12日に連長会議を開催する。実行委事務局を務める松本商工会議所地域振興部の谷崎幸一郎さんは「飛び入り参加などで踊りの輪を広げ、松本を訪れてくれる人を増やすことで、これからも長く続くぼんぼんにしていきたい」と話している。