信州ダービー「全力で」 29日の第2幕へ力込める

サッカーJ3松本山雅FCは25日、松本市かりがねサッカー場で練習した。連勝がストップした後に挟んだオフが明け、心機一転した状態で今節のAC長野パルセイロとの「信州ダービー」へ調整に入った。
ミーティングで始まった練習は一般非公開で、対人形式のメニューなど2時間を超えて行った。大一番に向け締まった雰囲気になっているとした霜田正浩監督。「サポーターに勝利や感動を届けることが義務。全力を出し切り勝ち点3を取ることが僕らの宿命」と力を込めた。
第1幕となった天皇杯予選を兼ねる5月の県選手権決勝はPK戦の末に敗れた。「借りを返すではないが、勝利で終われるように」と下部組織出身の樋口大輝。浅川隼人は「期待値、懸ける思いも含めて勝ちしかないという試合。それをピッチで表現したい」と話した。
今節は29日で、サンプロアルウィン(松本市)が舞台となる。午後4時キックオフ。