松本で外国文化に触れる 信大留学生ら母国紹介

諸外国の文化に触れる多文化共生イベント「松本国際ふるさと祭り・こいこい松本」(実行委員会主催)が23日、松本市中央1のMウイングで開かれた。タイやイタリアなどの国・地域別に13ブースが並び、訪れた人たちはその国の人たちと会話を楽しみながら、さまざまな文化に親しんだ。
信州大学の留学生や松本で暮らしている19カ国の人たちがブースに分かれて、来場者を歓迎した。ベトナムのブースでは、民族衣装のアオザイを着た留学生がベトナムの正月について、クイズ形式で紹介した。信大経法学部1年のグェン・ミン・ドゥックさん(19)は「松本の人たちは多文化を理解しようとしてくれて、親近感を感じる」と笑顔だった。
トルクメニスタンから1年間、信大に留学しているオウィリャグリエワ・オグルゴゼルさん(22)は中央アジアのブースで自国の紹介をしていた。「松本は山に囲まれた静かな町で自分に合っている」と話し、積極的に来場者と交流していた。