信州・松本そば祭り 10月12~14日に 松本のそば文化発信に力

信州・松本そば祭り実行委員会(会長・臥雲義尚松本市長)は10日、松本市中央1の松本商工会館で総会を開き、18回目となる今年の祭りを10月12日から14日までの3日間、松本城公園を主会場に開催することを決めた。開催目的に「松本のそばを全国に向けて発信する」を新たに加え、松本のそば店やそば打ちの団体による出店を充実させる。
各地のそばが味わえるメインイベントの「全国そば祭り」は10ブースの出店を計画し、松本のそば店・団体の出店を積極的に呼び掛ける。県内の特産品やそば粉を使った食品を展示販売する「信州地場産市」には40ブースが集う。信州そば打ち名人戦と全麺協素人そば打ち段位認定大会も開催する。
ゼロカーボンを推進するイベントと位置付け、昨年初めて取り入れた、そばブースで提供する器や箸を洗って再利用する方式を今年も行う。
臥雲市長は「松本のそばを知ってもらえるよい機会。松本のそば文化や味を伝えられるよう、松本のそばの出店を増やしたい」とあいさつした。実行委員長の新保裕介・市民タイムス社長は「昨年より規模を拡大させ、実りある祭りにしたい」と述べた。