フクジュソウ 黄花輝く 大桑

大桑村長野の山本克之さん(83)の所有地で、遅咲きのフクジュソウが花盛りを迎えている。伊奈川神社近くの約1㌶の斜面を花が埋め尽くす様子は、黄色いじゅうたんを敷いたようだ。
もともと桑畑だった一帯をならした後で、自生していたフクジュソウが徐々に増え群生地となった。山本さんが年に3回ほど付近の草刈りをし、大切に手入れしている。
毎年県内外から見学者が訪れる。山本さんは「(手入れに)手間はかかるが、見に来てくれる人がいるので張り合いだ」とほほ笑む。山本さんに断れば敷地内に入って見学もできる。