松本・外堀大通りが遊び場に 子供のイベントにぎわう

松本市の松本城周辺の街づくりを考える住民組織「松本城・三の丸倶楽部」は5日、外堀大通り(内環状北線)を活用したイベント「こどもstreet(ストリート)~君たちにあげたいもの」を開いた。工作などのワークショップ(WS)や飲食販売のブースがあり、多くの家族連れでにぎわった。
松本城南側の外堀大通りの広々とした歩道にブースが並び、子供たちがさまざまな体験を楽しんだ。消しゴムはんこでコップの敷物のコースターに模様をつけるブースで、来年ドイツに引っ越す友達のために作品を仕上げた松本市の旭町小学校3年生・島田桜さん(8)は「上手にできた」と喜んでいた。
通りからは松本城の天守や北アルプスの山々も見え、イベントを企画した神澤佑樹さん(41)は「子供たちが楽しそうでよかった。今後も外堀大通りの利活用にチャレンジしていきたい」と話していた。