教育・子育て

保育園にようこそ 東筑で入園式

歓迎の気持ちを込めて在園児が作ったアーチを通る新入児(山形村のやまのこ保育園)

 東筑摩郡内5村の公立・私立保育園で3日、入園式が行われた。新入児たちは保護者に手を引かれて園舎に入り、園生活を共にする友達や保育士らに温かく迎えられた。

 山形村の認可保育園・やまのこ保育園には1、2歳の6人が入園した。新入児を歓迎し、進級した在園児約30人の成長を祝う「はじめの会」を園舎で開き、手遊びや大型紙芝居の読み聞かせを一緒に楽しんだ。岩岡きく江園長は「五感を使った活動や食を大切に、健やかな心と体づくりを目指している。子供が安全に楽しく過ごせ、保護者の皆さんの子育てが楽しくなるようサポートしていく」とあいさつした。最後は在園児が手を合わせてアーチを作り、新入児が中を通って退場した。
 長女の結香ちゃん(2)を見守った村内の中畑沙織さん(35)は「音楽や体を動かすことが好きなので、楽しみがいっぱいあると思う。どんなふうに育っていくか楽しみ」と期待を膨らませた。長男の傑ちゃん(1)を入園させた村内の小松拓矢さん(28)、紫衣さん(29)夫妻は「園の友達とたくさんコミュニケーションを取って、元気に育ってほしい」と願っていた。