地域の話題

明科あめ市 駅再整備後初めて開催

だるまの販売を手伝う子供たち

 安曇野市明科中川手のJR篠ノ井線・明科駅前で21日、伝統行事の「あめ市」(明科駅周辺まちづくり委員会主催)が開かれた。同駅前の再整備事業が完了してから初めての開催で、大勢の地元住民らがだるまやあめを買い求めた。

 駅前広場にはまちづくり委員会のだるまの出店が立ち、購入者には景気づけの三本締めで感謝した。地元の明科区の小学校5、6年生7人も販売を手伝い、明南小6年の町田羅良さんは「たくさん来てくれてうれしい」と笑顔を見せていた。向かいの旧あやめシティー跡地にもあめやキッチンカーなどの出店が立ち並んだ。
 悪天候で、予定されていた太鼓の演奏や獅子舞は中止になった。委員会の松下尚生会長は「昨年より規模を大きくしたのに、あいにくの天気」と残念がりつつ、「こんな雨の中でもたくさん来てもらえてうれしい限り」と笑顔を見せていた。