政治・経済

東筑・北安で仕事始め 能登半島地震の犠牲者哀悼も

仕事始め式に臨む職員たち(山形村役場)

 公的機関や多くの企業の仕事始めの4日、東筑摩郡や北安曇郡の各町村役場で仕事始め式や新年を祝う行事が行われた。各町村長が訓示を行い、職員が新たな気持ちで業務をスタートさせた。元日に発生した能登半島地震を受けて犠牲者に哀悼の意を表し、被災地の安全や一日も早い復興を願った。

 今年、開村150周年を迎える山形村では、職員約90人が村役場で仕事始め式に臨んだ。本庄利昭村長は、明治7(1874)年10月に大池・小坂・竹田の旧3村が合併して誕生した歴史や、旧3村が古くから「山方三か村」と呼ばれていたことが村名の由来であることに触れ、村民や住民団体、職員らと協力した記念事業で節目を盛り上げる考えを示した。
 職員に「少子高齢化・人口減少社会の中、村政の運営にも一層の創意工夫が必要。自身の目標に向かって持てる能力を十分発揮し、生産性の高い効率的な運営に努めてほしい」と呼び掛けた。

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