教育・子育て

筆運び高校生に負けない! 山辺小の書道クラブがパフォーマンス

書道パフォーマンスに挑戦する児童たち

 松本市の山辺小学校で11日、本年度に発足した同校書道クラブの4~6年生4人が書道パフォーマンスに初挑戦した。縦1・8メートル、横2・2メートルの模造紙に「挑戦」の文字を大きく書き、それぞれの目標を力強くしたため、一つの作品を仕上げた。

 児童たちは松本蟻ケ崎高校書道部に借りたはかまを着て、「テストで百点をとる」「積極的に手を挙げる」などの字を堂々と書き上げた。最後に青山康郎校長が文字の一部を書いて完成させた。
 クラブ長の6年・清水杏莉さん(12)は「憧れの蟻高書道部のように大きな字を書くのが気持ち良くて楽しい」と笑顔を見せた。5年・松下景君(11)は「自分の思いをうまく書けたし、皆の気持ちが一つになったのがうれしかった」と喜んだ。
 クラブは5人が所属し、地元で書道塾を主宰する書家・百瀬公子さん(46)=里山辺=が指導する。百瀬さんが蟻高書道部顧問・大澤逸山さんに師事する縁で試みた。百瀬さんは「いろんな形で書に触れて楽しんでほしい」と願っていた。 

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