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地面近くに水平虹、穂高で出現

数分間だけ現れた水平虹(28日午前9時18分、安曇野市穂高柏原)

 28日午前9時20分ころ、安曇野市穂高柏原から見た北西の空に、地表をはうように真横に架かる「水平虹」が見られた。長野地方気象台によると、太陽の高さや雨の位置など複数の条件が重なって現れる珍しい虹だという。

 広域農道付近から見た北西の山裾に、色は薄いが幅が広い虹が数分間だけ現れた。気象台の担当者は「普通の虹の上の部分だけ見えている状態。雨が降って水滴があるところに、高い位置から太陽光が差すことで現れる」と話していた。