えんてらすで世代間交流 毎月第3水曜日に「カフェ」

塩尻市広丘野村の市北部交流センター・えんてらすは今月、コミュニティーカフェ「えんてらすcafe」を始めた。世代間交流の場を目指し、毎月第3水曜日の午前9時~午後1時に、センター内の広丘図書館前のスペースを活用している。同時刻に開かれるイベントで購入した飲食物を持ち込み、談笑できる。
図書館前には椅子とテーブルがあり、初回には午前中から市民らが訪れ、くつろいでいた。毎月第3水曜日の同じ時間帯には、飲み物やクッキー、シフォンケーキなどを販売する「えんてらすマルシェ」と、福祉施設利用者が手掛けた品々が並ぶ「ふくふくマーケット」が開催される。コーヒーやブドウを購入して味わっていた女性たちは「思いがけずこういう所があって利用してみた。とてもいいね」と喜んでいた。
えんてらすcafeは、1人暮らしの高齢者から「人と話をする機会がほしい」という声があったことをきっかけに始めた。センター内には、子育て支援センターや図書館、公民館もあり、同センターのコーディネーター・中野実佐雄さんは「月1回の開催だが、利用者や子育て世代と地域の方々との交流が進めば」と期待する。
問い合わせは北部交流センター(電話0263・52・0305)へ。