住民が和気あいあいと交流 梓川の横沢公民館「なばな祭り」
松本市梓川倭の横沢公民館で３日、「なばな祭り２０２３」（実行委員会主催）が開かれた。ラディッシュの収穫体験やパントマイムショーを通じて、住民同士の交流を深めた。
収穫期を迎えた畑で子供から大人までが、程よく育ったラディッシュを土から引き抜いた。農作業に親しんでほしいと考えた企画で、次々抜いて幾つも手で抱える子供もいた。梓川小学校４年生の征矢野仁一朗君は初めての体験で「わくわくして楽しかった」と喜んだ。
１５年ほど続く催しで今回は約１３０人が参加した。昼食にカレーライスを味わい、駐車場にはこいのぼりを飾った。新型コロナウイルス禍の前には出店などもあったという。実行委員長の細田正博公民館長は「新しい取り組みを加えて、２～３年後にはコロナ禍前のようになれば」と話していた。