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信州ダービー雪辱ならず 山雅 長野に1―2

大勢のサポーターが駆けつけた「信州ダービー」で熱戦を展開する選手たち

 サッカー松本山雅FCは明治安田J3第10節の13日、長野Uスタジアム(長野市)で、AC長野パルセイロと「信州ダービー」を戦い、1―2で敗れた。勝ち点15で順位は暫定5位のまま。

 松本山雅は県選手権決勝(7日)から先発3人を入れ替えた。ボランチにパウリーニョが戻り、トップ下に鈴木を置き、前線の右に榎本が入った。
 最後まで相手のペースで進んだ90分間だった。前半32分に短くつながれた左CKから失点。後半は34分に追加点を許し、終了間際に相手GKのミスを逃さず小松が決めたが、そこまでだった。
 Jリーグ30周年記念マッチともなった一戦には、1万2458人が訪れた。うち山雅サポーターは3100人で、客席を両クラブカラーの緑とオレンジに二分して、ピッチの戦いに呼応する熱量の応援を繰り広げた。