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三郷の住吉神社でお田植え祭 豊作願う 

早乙女姿で田植えをする子供たち

 安曇野市三郷温の住吉神社(飯田泰之宮司)で13日、7年に一度の式年遷宮(小遷宮)の記念行事・お田植え祭が営まれた。4月の例大祭で浦安の舞を奉納した地元の女子児童らが早乙女姿で田植えをし、地域の平穏と豊作を願った。

 神社北側の田んぼの一角を「斎田」とし、田植えをした。田んぼ脇に設けた祭壇で神事を行った後、早乙女姿の植え女4人と、白衣にすげがさの耕作者姿の氏子総代4人が斎田に入り、苗を2、3本ずつ手植えしていった。
 植え女は、伊藤愛夏さん=三郷小学校5年=と河上優那さん=同、坂本紀美花さん=同4年、舞を指導した木村由布子さんが務めた。伊藤さんは「7年に一度の機会をもらった。いい経験になった」と笑顔を見せていた。
 斎田で育った稲は、9月17日の「抜穂祭」で収穫する予定。氏子総代の小穴善一会長は「記念行事が順調にできている。去年は新型コロナウイルスが心配だったが、今年は世の中も平常に戻れば」と願っていた。

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