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薫風 絶景に笑顔 中信の行楽地大にぎわい

北アルプスと松本平を一望できるテントサイトでキャンプを楽しむ行楽客

 「みどりの日」の4日も、松本地方は夏日となる晴天に恵まれ、行楽地は多くの人でにぎわった。松本市三才山の山の尾根にあるキャンプ場では、県外からの行楽客が眼前に広がる絶景を堪能し、のんびり過ごしたりアクティビティーを楽しんだりしていた。

 美鈴湖もりの国オートキャンプ場は60区画あるサイトにテントが並んだ。昨年、木が伐採され、松本平と北アルプスが一望できるようになった。前日から仲間3人で訪れていた名古屋市の会社員・岩本康宏さん(40)は「最高です。夜景もすごかった。また来たい」と喜んでいた。
 キャンプ場では、みどりの日にちなんで剪定体験が行われ、すぐ近くの美鈴湖では立ちこぎボート「サップ」の体験を子供や親子が楽しんでいた。