地域の話題

恐竜⁉ 南木曽を走る 着ぐるみでレース チャレンジクラブ初企画

桃介橋の下を参加者が装う「恐竜」が走り抜けたイベント

 恐竜の着ぐるみを着て走るイベント「ティラノサウルスレース」が16日、南木曽町の桃介橋河川公園で開かれた。小学生から大人まで、参加者が扮する69頭の〝恐竜〟が走り抜け、真剣勝負ながらコミカルなレースを町民らが笑顔で応援した。

 年齢や性別に応じた5部門があり、空気で膨らむ恐竜形の着ぐるみで芝生の上の30㍍を走った。頭をグラグラ揺らし、ゴールテープ目指して短い手足を懸命に動かすティラノサウルスの姿は、肉食恐竜の恐ろしさよりもどこか愛らしさがあり会場は声援と笑い声にあふれた。
 成人男性が対象の「成獣の部 オス」で優勝した南木曽小学校教諭の遠山司さん(29)は「みんなで楽しめるイベントで良かった。『恐竜になる』と暑いし走りづらさもあって大変でした」と笑顔を見せた。
 体を動かし、住民が広く楽しめる機会づくりを目的に、町の総合型地域スポーツクラブ・NPO法人なぎそチャレンジクラブが主催した。恐竜の着ぐるみはクラブで購入しており、今後も定期的に活用したイベントを開く予定。

連載・特集

もっと見る