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野球少年、元プロから指南 松本での教室に児童190人

元プロ野球選手の河本さん(左)の指導を受けて投げる選手たち

 第9回ジャイアンツメソッドシミズオクトベースボールアカデミー(信州グリーン・シミズオクトグループ主催、市民タイムス特別協賛)が16日、松本市のセキスイハイム松本スタジアム(松本市野球場)で開かれた。中信学童野球連合会に加盟する21チームの小学校5、6年生約190人が参加し、元プロ野球選手などから指導を受けて上達を楽しんだ。

 プロ野球で投手として活躍した河本育之さん(55)ら6人のコーチ陣が、午前中は5年生、午後は6年生を指導した。5年生の部では、選手たちは準備体操から元気な声を球場に響かせ、3グループに分かれて順繰りに打撃と投球、守備の練習を行った。
 投球練習では、軸足1本で3秒間立って投げる方法に取り組み、河本さんが「ふらふらしないように」などと声を掛けた。選手たちは的に当たると大喜びし、寿ヤングバードの小松奏心君(10)は「コントロールと投げ方の基本を覚えたい」と話していた。河本さんは「みんな真剣にやっていて素晴らしい」と褒めていた。