地域の話題

長野県が舞台の映画「コナン」 公開前にトークイベント 俳優・山田孝之さんら県の魅力語る

長野県の魅力などを語り合う(左から)山下さん、山田さん、阿部知事、鈴木県警本部長

 人気アニメの劇場版最新作で、長野県を舞台にストーリーが展開される「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」が18日に公開されるのを前に、ゲスト声優を招いたトークイベントが8日、県庁で開かれた。松本地域に思い出があるという俳優の山田孝之さんと山下美月さんが、阿部守一知事、鈴木達也県警本部長とともに長野県の魅力などを語り合った。

 山田さんは炭焼き小屋の主人・大友隆役、山下さんは天文台の研究員・円井まどか役を演じている。
 長野県での思い出や印象を問われると、山下さんは昨夏に1カ月ほど松本で泊まり込みで撮影をした時のエピソードを明かし「30日間毎日、一人でおそばを食べに行った。おそばと日本酒がとてもおいしかった。露天風呂から眺めた星空にも癒やされた」と語った。山田さんは「長期間の撮影はないけれど、松本城を見たり、そばを食べたり、ちょこちょこ遊びに来ている。星空や温泉も楽しんでいる」と話した。
 名探偵コナンの劇場版の舞台になると、多くのファンや観光客でにぎわうことが知られている。阿部知事は劇場版の舞台が長野県だと知った時の気持ちを問われると「バンザーイ!!やったー!!という気持ち。宝くじに当たった気分」と語った。
 劇場版では長野県警も大活躍で、山下さんは「長野県警、かっこいいです」と紹介した。鈴木本部長は「映画に出てくる長野県警に負けないよう、リアルの長野県警も県民の安心と安全を守るために力を尽くしたい」と語った。