華やか紅白の梅 深志神社で見頃

松本市深志3の深志神社の境内で、約40本ある梅の花が見頃を迎えている。1本の幹から伸びた2本の枝に紅白の花が咲く「咲き分け」の梅もあり、参拝者の目を楽しませている。
深志神社の天満宮にまつられている学問の神様・菅原道真公(天神様)は、梅をこよなく愛したとされ、天満宮の御神紋も梅鉢紋となっている。境内には京都の北野天満宮から移植されたり、氏子から奉納されたりした白梅や紅梅があちこちにある。
社務所前にある咲き分けの梅は「思いのまま」という品種で、高さは4メートルほどある。紅白で縁起の良さを感じさせ、大塚宗延権禰宜は「参拝者がこの梅のように思いのままに人生を楽しんでもらいたい」と話している。