御嶽海が無念の負け越し 十両陥落の可能性高く

大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)14日目の22日、東前頭17枚目・御嶽海(出羽海部屋)は西前頭11枚目・明生(立浪部屋)に寄り切りで敗れて6勝8敗となり、5場所連続の負け越しが決まった。立ち合いから突き起こされると、左差しを許して右上手も取られ、なすすべなく土俵を割った。
今場所の番付は幕内で下に2人しかおらず、負け越しで十両に陥落する可能性が高まった。十両上位は東十両3枚目・狼雅(二子山部屋)が10勝、東十両2枚目・嘉陽(中村部屋)が9勝、東十両筆頭・玉正鳳(片男波部屋)が8勝となっている。
千秋楽の23日は東前頭11枚目・翠富士(伊勢ケ濱部屋)と当たる。直近6場所では3度顔を合わせ、御嶽海は2勝1敗となっている。