公立高校後期選抜 合格発表で笑顔咲く

県内の公立高校で21日、後期選抜(一般入試)の合格発表が行われた。松本市内の各校でも吉報を手にした受験生が、共に勉強に励んできた友人や、支えてくれた家族と喜びを分かち合った。
松本美須々ケ丘高校では280人が合格した。午前8時過ぎに集まり始めた受験生やその保護者は、生徒用昇降口など5カ所に合格者の受験番号が張り出されると、一斉に駆け寄って自分の番号を指さしながら満面の笑みを浮かべていた。家族に電話をかけて吉報を伝える受験生や、友人や保護者と抱き合って涙ぐむ受験生の姿もあった。
松本市の開成中学校の山本葵さん(15)は「受かってこの学校に通えるなんて信じられない」と笑顔を見せ、安曇野市の三郷中学校の青栁陽向さん(15)は「高校では部活動を思い切り楽しみたい」と話していた。
県教育委員会によると、第4通学区(中信地区)の合格者は全日制17校で1689人、定時制と多部制・単位制3校で12人だった。