6年生、胸を張って未来へ 松本市内小学校で卒業式

松本市内の市立小学校で17日、卒業式が開かれた。冬の寒さが残る中、保護者や教職員などの大勢の祝福を受けて、6年生の児童たちが思い出の詰まった学びやを巣立った。
旭町小学校では59人が卒業を迎えた。少し大きめの中学校の制服に身を包んだ子供たちは、担任教諭に名前を呼ばれると大きな声で返事をし、髙野毅校長から卒業証書を受け取った。髙野校長は式辞で「これからも挑戦を忘れずに、どのような結果でも次への大切な経験にしてほしい」と願っていた。6年生は、小学校生活を支えてくれた出席者らにお礼に歌を歌った。
式後は最後の学級活動があり、5・6年生の行事を一つずつ振り返って成長したことなどを発表していた。内山莉那さんは「進学する学校が分かれてしまう友人もいてさみしい。中学校では部活と勉強を頑張りたい」と話していた。
市立小学校28校のうち25校が17日に開いた。他3校は中学校の卒業式に合わせて19日に行う。