教育・子育て

鎌田中吹奏楽部が金管八重奏で全国出場へ

全国大会に出場する鎌田中吹奏楽部の金管八重奏のメンバー

 松本市の鎌田中学校吹奏楽部(顧問・塚田理恵教諭)の1、2年生8人が、福井市で20日に開かれる「第48回全日本アンサンブルコンテスト」(全日本吹奏楽連盟など主催)中学生の部に、金管八重奏で出場する。県大会を経て、5県26校が出場した東海大会で金賞を受賞し、2校が選ばれる全国大会への出場権を獲得した。生徒たちは「しっかりと結果を残し、悔いのない演奏をしたい」と意気込んでいる。

 トランペット、トロンボーン各4人の編成で、ジョバンニ・ガブリエリ作曲「第1旋法による8声のカンツォン」を演奏する。奏でるのは、2年生の栁澤花帆さん、今井愛莉さん、竹本優さん、佐藤萌々香さん、1年生の日向葵さん、唐澤礼奈さん、河野美緒さん、宮田遥斗さんだ。
 2年生4人が1年生をリードし、学年に関係なく指摘し合うなど、演奏技術や音の調和を高めてきた。演奏曲には8人で一斉に吹く場面もあり、リーダーの栁澤さんは「しっかりとハーモニーを奏でたい」と力を込める。塚田教諭は「忙しい中で、これまでよく頑張ってきた。夢の舞台での演奏を楽しんでほしい」と願っていた。