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信州ダービー雪で中止 山雅ホーム開幕お預け

ピッチ一面が雪で覆われたサンプロアルウィン(16日午前8時30分すぎ)

 サッカー松本山雅FCは16日、サンプロアルウィン(松本市)で同日に開催予定だった明治安田J3第5節・AC長野戦が積雪のため中止になったと発表した。ホーム戦中止は令和3年8月15日以来。代替日は後日告知する。

 試合運営関係者を含めた来場者の移動や、観戦時の安全確保が困難だとして中止を決めた。午前8時の段階で判断した。代替開催は週半ばのナイトゲームが見込まれる。
 「信州ダービー」で迎えるクラブ創設60周年の節目のホーム開幕戦が順延となり、小澤修一社長は「逆に記憶に残るシーズンになるのでは」としつつ「楽しみにしていた試合で残念に思う」とファンらの心情に寄り添った。サポーター団体「ウルトラスマツモト」のコールリーダー・新関孝典さん(33)=松本市=は「応援の熱量を引き出しやすい状況で、初勝利をここでとの思いだった。天候は仕方がない」と話した。
 次節(23日)の相模原戦が仕切り直しでの初戦となる。小澤社長は「ホーム戦が始まらないと地域の熱が上がっていかない印象がある。次をどう盛り上げるか、集客するかにシフトする」と切り替えた。