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サッカーU―15北信越リーグきょう開幕 松本山雅、セダックが参戦

北信越リーグに参戦する松本山雅U―15(写真上)とセダック

 中学生年代のサッカークラブが競う高円宮杯U―15北信越リーグが16日、富山県で開幕する。中信勢は松本山雅FC、FCセダックが参戦。10月中旬まで全22節の戦いを通して技量を高める。

 松本山雅は、個性際立つ「とがっている」(池崎諭監督)陣容で連覇に挑む。実力が伴えば高校年代のU―18に積極的に選手を送るといい、Jクラブの良さを生かして競争力を高め、底上げも図りながらタイトルを狙う。
 昨季は20勝2敗、総得点114、15失点と圧倒。その数字を指標に戦い抜く構えで、軸の一人の牧内瑛(清水中2年)は「プレー一つ一つの丁寧さを伸ばし、最後の部分にこだわる」と力を込める。
 セダックは復帰2季目のシーズンに臨む。基礎技術の向上やハードワークを土台に、判断を含めた思考力を育みながら成長を求めていく。主力の中田颯希(開成中2年)は、目標は残留だと控えめに語りつつ「個人のスキルを磨き、気持ちを入れて戦う」と長丁場の戦いを見据える。
 リーグは5県の12クラブで構成し、総当たり2回戦制で争う。県勢はAC長野を加えた3チーム。松本山雅はスクエア富山、セダックは長岡JY(新潟)とそれぞれ第1節を戦う。