松本市役所の窓口 混雑緩和したい! 市が休日窓口やコンビニ交付PR

松本市は、転入や転出が増える異動・進学シーズンに向けて、市役所の市民課窓口の混雑緩和対策をしている。17日に市民課窓口を2カ所増やして11カ所にし、3月下旬から4月上旬にかけて休日窓口を開設し、平日に来庁できない人に配慮する。マイナンバーカードを使ったコンビニエンスストアでの証明書交付サービスの手数料を4月から大幅に引き下げる予定もあり、窓口に来ないでもできる手続き方法のPRに努めている。
コンビニのマルチコピー機でマイナカードを使用して証明書を受け取れる「コンビニ交付サービス」の手数料は現在、戸籍の謄・抄本交付が400円、住民票の写しや印鑑登録証明書、所得証明書の交付が250円かかるが、4月からは一律100円にする。
休日窓口は3月29日と30日、4月5日と6日に開設する。午前9時から午後3時まで市民課窓口を開き、転出入の手続きや各種証明書の発行などを受け付ける。平日の混雑緩和に向けては、動画配信サイト・ユーチューブに「市民課窓口混雑状況LIVE」を設けており、窓口の待ち時間などが確認できる。市の公式ホームページにも3月と4月の窓口混雑予想日を載せている。
市はマイナカードを使いマイナポータル上で転出手続きができることもPRしている。市民課の塩野﨑隆夫課長は「ネットやコンビニを活用していただき、混雑緩和へ協力してほしい」と呼び掛けている。