教育・子育て

梓川小のせせらぎ開通! 6年1組が地域の協力得て整備

開通したせせらぎ周辺で早速遊ぶ6年生

 松本市の梓川小学校6年1組36人が整備してきた、学校敷地内の遊び場「青空広場」に流れるせせらぎの開通式が6日、現地で開かれた。30年以上前に造られ、近年は泥でよどみ止まっていた流れが復活した。先輩から引き継いだ夢でもあり、6年生はせせらぎがにぎやかな全校の憩いの場となることを願っていた。

 せせらぎは10メートルほどで、児童がどぶさらいをして水路をきれいにしたり、丸太で橋を架けたりするなどして整備を進めてきた。
 式では、協力した松本商工会議所梓川青年部などの関係者に感謝を伝えた。大日方琴音さん(12)は「みんなの笑顔が広がる場所になってほしい。流れが止まらないように、下級生はたまに手入れをして守っていってくれたら」と願っていた。
 活動を見守ってきた担任の守矢久美教諭は「人のために何かをしたいという思いがもともと強い子たちだったが、活動を通して一層思いが強くなった」と目を細めていた。