教育・子育て

6年生に感謝の思い 源池小で送る会

お礼に体育館に美しい歌声を響かせる6年生

 卒業式を前に、松本市内の小学校で6年生を送る会が開かれている。児童たちが工夫を凝らした発表や贈り物で6年生に感謝を伝え、4月からの中学校生活へのエールを送っている。
 源池小学校(原修司校長、236人)は4日に行った。風船や折り紙などで飾り付けた体育館に、紙の花のアーチを作り、6年生49人を拍手で出迎えた。6年生の好きなものをお題にした全校児童参加型のクイズや、小学1年生の定番曲「どきどきどん!1年生」を中学生版にした歌の合唱などで6年生を笑顔にした。昼休みに一緒に遊んでくれたことや行事に積極的に取り組んだことに感謝と尊敬の思いを伝えた。
 5年生の吉澤美灯さん(11)は「今の6年生を思い出して、委員会活動を頑張りたい」と話し、6年生の荒井祐人君(12)は「クイズや劇がしっかりしていて面白かった。6年生がいなくなっても頑張って小学校を盛り上げてほしい」と話していた。