教育・子育て

聖南中・本田さん 金管の全国コンテストで金&特別賞

金賞と特別賞の受賞を喜ぶ本田さん

 筑北村の聖南中学校3年・本田悠樹さん(15)=西条=が、東邦音楽大学(埼玉県)主催の「中学生・高校生のための第21回日本管弦打楽器ソロ・コンテスト」金管楽器の部・中学生部門で、金賞と特別賞(埼玉県教育委員会教育長賞)を受けた。吹奏楽部などで練習してきたトランペットの演奏技術が高く評価され、本田さんは「高校でも、もっと練習して上達し挑んでいきたい」と意気込んでいる。

 コンテストは昨年11月17日に埼玉予選があり、12月26日に同大川越キャンパス(埼玉県)で本選が開かれた。本選には13人が出場し、金賞か銀賞に選ばれたほか、特に優れた演奏には五つの特別賞がそれぞれ贈られた。
 本田さんは吹奏楽部の外部講師が勧めるアッペルモント作曲の『グリーン・ヒル』を演奏した。「予選には200人ほどいて緊張したけれど本選へ通過でき驚いた。本選では金賞に加えて特別賞ももらえて自信を持てたのが本当にうれしい」と笑う。
 本田さんは2歳から地元の和太鼓演奏に親しみ、小学4年生から始めた金管バンドでは「音色が気に入った」とトランペットに形状の似たコルネットを演奏してきた。「コンテストには上手な人がたくさんいた。追い越せるよう頑張りたい」と力を込め「かなうならプロへの夢も追いたい。でも何よりも何歳になっても演奏を続けていきたい」と話した。