政治・経済

松本パルコ28日閉店 最終日も多彩な催し

 昭和59(1984)年8月23日に開店した松本パルコ(松本市中央1)が28日、40年6カ月の営業を終えて閉店する。営業最終日も、パルコに加え、市民有志の「ありがとう松本パルコ実行委員会」、市や松本商工会議所などの「商都松本にぎわい発信プロジェクト実行委員会」が多彩な催しを繰り広げる。
 午前10時に開店し、午後8時に閉店する。先着400人に1階伊勢町通り側の吹き抜けスペースで、オリジナルロゴを刻印した木製ハンガーを配布する。正午~午後7時は6階の特設会場で、自由に参加できるフェアウェルパーティーが開かれ、フードやドリンクを販売する約15店が出店する。
 午後6時からは、アオイヤマダさんがダンサーの高村月さんとのユニット「アオイツキ」で踊りと語りのパフォーマンスを披露。午後6~9時は、パルコ前の公園通りの一部などが歩行者天国になり、花時計公園にキッチンカー5台が並ぶ。
 午後8時に閉店後、8時15分に閉店セレモニーが公園通り側の入り口で開かれる。斉藤博一店長のあいさつの後、市出身の写真家・白鳥真太郎さんがパルコの建物と集まった人たちの集合写真を撮影する。ありがとう松本パルコ実行委は「最後に来店して、パルコを笑顔で送ってほしい」と呼び掛けている。