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中学硬式野球チーム・安曇野南シニア 全国で勝利誓う

2年連続2回目の全国大会に臨む選手たち

 安曇野市三郷文化公園グラウンドを拠点に活動する中学生硬式野球チーム・安曇野南リトルシニア(清水敬司会長)が、3月25~31日に大阪府で開かれるJA共済杯第31回日本リトルシニア全国選抜野球大会に信越連盟代表として出場する。2年連続2回目となる全国大会の舞台で、初戦突破を目標にチーム一丸となって臨む。
 2年生13人、1年生12人が所属する。昨秋の信越連盟中南信ブロック新人戦大会で優勝して全国出場の機会を得た。決勝戦は追いついて逆転し、5―3で勝利を収めた。丑山潔監督は「選手たちは勝ちたいというモチベーションが高い。貪欲にすれば結果はついてくる」と期待する。
 全国大会には48チームが出場する。初戦の相手は東北連盟代表の上北さくらリトルシニアで、勝利すれば昨年優勝した関東連盟代表の中本牧リトルシニアと戦う。60チームが出場した昨年の大会は初戦を2―9で負けて悔しい思いをした。
 チームは、安定したエースを中心に守り重視の野球を志向しており、守備力の強化に力を入れている。丑山監督は「先制点を取って我慢しながら逃げられたら」と試合展開を想定する。キャプテンの松島中学校2年・海老原悠人さんは「まずは1勝したい。バッティングの流れが来れば強い」と見据える。