塩尻・吉田で小学生が健康麻雀 公民館が企画 居場所づくり・世代間交流に

塩尻市の吉田公民館は、吉田地区センターで、子供たちが健康麻雀を楽しむ場を始めた。地域の子供の居場所づくりとして行い、初回は吉田小学校の児童3人が訪れた。地元の麻雀サークルの会員からルールを教わり、卓を囲んで和気あいあいと対戦を体験した。
麻雀は集中力や記憶力、計算力が向上するといわれるゲームで、世代間交流にもなるとして企画した。児童たちは、吉田マージャンサークルの会員・小林優さん(80)から牌の種類や上がり方などを教わった。実践しながら覚えれば大丈夫という緩やかな進め方で、初心者の児童たちは安心した様子だった。全員で牌を手で交ぜて積み、手牌を見せ合いながら対戦した。「やったー」「すごい」「捨てずに持っていればよかった」などと喜んだり悔しがったりしながら会話を弾ませていた。
2年生の宮本悠愛さん(8)は、テレビで麻雀の対戦を見て「いろんな組み合わせ(の手)があって面白そう」と思い、参加した。小林さんの手ほどきを受けて勝つ経験もでき「運良くできた。楽しかった」と喜んでいた。27日と3月13日も開かれる。参加無料。